他言語での大学受験まとめ

大学受験を英語以外の言語(フランス語、ドイツ語、中国語)で受ける「他言語受験」についての情報をまとめています。記事執筆者は全員、この形式の受験の経験者です。

🇫🇷早稲田大学について

執筆者:H(ブログ管理人)

 

※注意※

以下の記事は2020年度に受験した中の人が書いたものであり、主観的な内容も一部含まれます。当記事は特に主観・推測の割合が高いです。また、最新の情報は必ずご自身で、大学のホームページにて確認してください。

 

 

○概要

早稲田大学の一般入試では、

政治経済学部

・法学部

教育学部

商学部

・文化構想学部

・文学部

でフランス語受験をすることができます。

社会科学部、国際教養学部などその他の学部では利用できません。(2020年5月9日時点)

 

○内容

教育学部のみ、独自の試験があります。(2020年5月11日修正)

それ以外の学部では大学独自の試験は課されず、センター試験の結果を提出した上で「成績標準化による得点調整」が行われます。

この換算方法は非公開で、どのように行われているのか全く分かりません。(センターの得点率がそのまま使用されているとは考えにくい)

ただし、他言語受験で合格している人は知っているだけでも数人いますので、怖がりすぎることもないかと思われます。(個人の感想です)

 

○雑談

ここからは私の受験結果(2020年度 法学部合格)を使って、私が考え事をした際のメモ書きです。完全に雑談です。以下の内容について一切責任は取れませんし、そもそも問題毎の配点が公開されていない以上、正確な分析を行うことは不可能です。

 

https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/result/

以下の合格者最低点、受験者平均点などの情報は、全て早稲田大学公式ホームページを参考にしました。

 

2020年度の得点状況はまだ公開されていませんが、例年法学部の合格者最低点は88〜92点くらいのようです。

配点は外国語60点、国語50点、地歴公民が40点。

まず世界史について。前半のマーク式問題は31/34(=91%)で、論述はほとんど書けませんでした。最後の論述を10点配点とすると、30点といった所でしょうか。

国語について。マーク式・短答問題合わせて19/24(=79%)、ただし第4問は全て間違えていました。文章の理解ができていなかったということなので、最後の論述は1点としておきます。再び最後の記述の配点を10点として計算すると、33点となります。

ここまでの計算が外れていなければ、外国語で25〜29点以上は来ていることになりますね。

センター試験のフランス語は190点だったので、公開されている例年の法学部フランス語受験者平均点を参考にすると、平均〜少し上くらいかと思います。

早稲田の合格最低得点率が61%であることを考えると、外国語の得点率は50〜60%程度だったと考えるのが無難ではないかと思います